はじめに
2015年に起こった地震データを紹介します。15年は大きな地震はありませんでした。ただ16年の熊本地震や18年の北海道胆振地震・大阪北部地震のような地震がどこで起こるかは分かりません。大きな地震は起こる年には起こる・さほど起こらない年は起こらないという傾向になっているようです。地下のマグマの活動が関係しているのでしょうか?
2015年に起こった震度4以上の地震のデータ
2015年に起こった震度4以上の地震のデータを紹介します。震度3まで基準を下げてしまうとデータが膨大になってしまったので割愛します。震度4程度の地震になるとほぼ全国で起こっています。ここであれば安全・起こらないというところはない感じがしますのでどの地域に在住している方も地震への備えをしておく必要性は出てきます。
発生時刻 | 震源地 | マグニチュード | 最大震度 |
2月6日 10時25分ごろ | 徳島県南部 | 5.0 | 5強 |
2月17日 13時45分ごろ | 岩手県沖 | 5.7 | 5強 |
5月13日 6時15分ごろ | 宮城県沖 | 6.6 | 5強 |
5月30日 20時25分ごろ | 小笠原諸島西方沖 | 8.5 | 5強 |
7月13日 2時50分ごろ | 大分県南部 | 5.7 | 5強 |
5月22日 22時30分ごろ | 奄美大島近海 | 5.1 | 5弱 |
5月25日 14時30分ごろ | 埼玉県北部 | 5.6 | 5弱 |
6月4日 23時55分ごろ | 釧路地方中南部 | 5.0 | 5弱 |
7月10日 3時30分ごろ | 岩手県沿岸北部 | 5.8 | 5弱 |
9月12日 2時50分ごろ | 東京湾 | 5.3 | 5弱 |
1月1日 23時00分ごろ | 苫小牧沖 | 4.4 | 4 |
1月9日 3時40分ごろ | 根室地方中部 | 5.4 | 4 |
1月26日 7時20分ごろ | 千葉県北東部 | 4.9 | 4 |
2月1日 0時0分ごろ | 石川県能登地方 | 4.4 | 4 |
2月17日 8時05分ごろ | 三陸沖 | 6.9 | 4 |
2月26日 10時10分ごろ | 宮城県沖 | 4.9 | 4 |
3月4日 0時05分ごろ | 岐阜県美濃中西部 | 4.9 | 4 |
3月24日 1時05分ごろ | 長野県北部 | 3.6 | 4 |
4月20日 10時45分ごろ | 与那国島近海 | 6.8 | 4 |
4月23日 22時15分ごろ | 青森県下北地方 | 3.9 | 4 |
5月15日 12時30分ごろ | 福島県沖 | 5.1 | 4 |
5月30日 1時05分ごろ | 茨城県南部 | 4.8 | 4 |
6月8日 15時00分ごろ | 青森県東方沖 | 5.5 | 4 |
6月9日 5時45分ごろ | 茨城県南部 | 4.7 | 4 |
6月23日 0時35分ごろ | 青森県東方沖 | 4.4 | 4 |
6月23日 21時20分ごろ | 小笠原諸島西方沖 | 6.9 | 4 |
7月10日 1時15分ごろ | 茨城県南部 | 4.4 | 4 |
7月24日 7時15分ごろ | 愛媛県南予 | 4.7 | 4 |
8月6日 18時20分ごろ | 茨城県北部 | 5.2 | 4 |
8月14日 5時15分ごろ | 福島県沖 | 5.0 | 4 |
8月14日 13時45分ごろ | 十勝地方中部 | 5.1 | 4 |
8月26日 7時50分ごろ | 日向灘 | 5.2 | 4 |
9月12日 22時40分ごろ | 浦河沖 | 5.4 | 4 |
10月3日 4時10分ごろ | 鹿児島県薩摩地方 | 4.1 | 4 |
10月17日 10時55分ごろ | 鳥取県中部 | 3.9 | 4 |
10月18日 8時30分ごろ | 鳥取県中部 | 4.2 | 4 |
10月18日 8時35分ごろ | 鳥取県中部 | 4.3 | 4 |
10月21日 15時05分ごろ | 福島県沖 | 5.5 | 4 |
11月7日 22時45分ごろ | 茨城県南部 | 4.9 | 4 |
11月14日 5時50分ごろ | 薩摩半島西方沖 | 7.0 | 4 |
11月19日 18時35分ごろ | 福島県沖 | 4.8 | 4 |
11月22日 15時05分ごろ | 茨城県沖 | 4.7 | 4 |
11月28日 11時50分ごろ | 根室半島南東沖 | 5.5 | 4 |
12月14日 15時00分ごろ | 鳥取県中部 | 4.2 | 4 |
全国的に地震は起きている
2015年だけで見ると震度6以上の大きな地震は来ていません。北海道・三陸常磐・鳥取・沖縄などで地震が多く来ています。今後も特に北海道・東北から関東の太平洋側さらに九州中部地区などは今後も地震の要警戒区域ではないかと思われます。あとは東南海地方のトラフ地震への最大級の警戒も必要になります。
震度4程度であれば大きな被害は出ないと思われます。ただ震度5弱・5強とここから1段階でも上がることに家から物が落ちる・洋服ダンスが倒れる・屋根瓦が落ちる・ブロック塀が崩れるなどの被害が出てきます。特に震度6弱以上になると津波や火災も含めて生命にかかわる可能性が高まりますので身の安全を確保することを最優先にした行動を取ってほしいです。
まとめ
地震は全国的に起こっています。胆振・根室などの北海道東部地域、茨城県北部から福島県沖などの東日本大震災の余震域、鳥取や南西諸島などの西日本などで地震が比較的多く起こりました。
ただマグニチュード6.0以上・震度6クラスの大きな地震はほとんど起きませんでした。それでも18年には北海道胆振東部地震・大阪北部地震などの地震も起こっています。北海道の胆振・十勝地域の地震はこの18年の地震の前触れだったのかもしれません。
今後は首都圏や南海トラフ地震などが警戒域になっています。東北の三陸地域や北海道の十勝・根室地域なども地震の危険区域になります。西日本の日本海側も安心はできません。どこで地震が起きるかは誰も予測はできません。普段からの備えをしておくより手立てはないのかなという気がします。
参考資料
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?sort=1&key=3